前にもお話したように算数、数学はパズルにしか感じないのでリラックスしたい時に解いてみました。
これが大事な入学試験なんですよね。
パズルが入学試験の大事な科目になっているのは不思議ですが。
解答、解説ではございませんのでご了承ください。
それでは1日目
1はいつもの計算問題(今年は2016年なのでその約数はみなさんチェック済みのはず)
2は1/7-1/9=2/63と分子が2になるのとと2本取り除くのと数が合うようになっているのが灘らしいです。
計算しやすくなっていますよね。
3はどちらも同じカードが移動したら残るということがポイントです。
4は並走するのが何回かが問題で、これも多分大丈夫でしょう。
初めに並走しているのがひっかけぽいですが。
5は最小公倍数の問題。
6は自分が受験生だったらとりあえず7×7=49で4+9=13だから13に111111111かけた14444444443を解答欄に書いてから時間があったら地道に筆算します。
このへんは勘です。
7は最後の1行でもう方針が見えたようなものです。
3回目と4回目が同じ角度になるか、4回目と5回目が同じ角度になるか。
8はPSとAFをそれぞれ伸ばせば相似形ができるのであとは計算ですね。
9は昔なら2日目に出ていた問題。
これが初日に来るなんて明らかに難化ですよね。
それでもこの学校では頻出問題(30年以上前に受験したときも同じような問題が出てました。)なので対策をしていれば大丈夫でしょう。
10は補助線がうまく引けるかどうか。
AFをきかれているので、AF(AD)を伸ばしたらダメです。
FCを伸ばしてBからADに平行に線を引くと見えてきます。
補助線が見えないときはいくらがんばっても見えないものなので、2,3分頑張って無理なら諦めて別の問題に行ったほうがいいと思います。
11はK-AIGJがC-AIGJの半分であることに気づけば解けますが、気づくのは難しいかも。
東大寺に似た問題が出たので、この問題を復習していれば東大寺有利だったかも。
二問目はBDGの切片がわかれば四角すいなのであとは相似形を使えば解けるのですが少し面倒。
例年に比べ問題数が少ないから一問にかかる配点が高くなることに加え、一見易しそうで時間がかかる問題が多くて、受験生にはプレッシャーがかなりかかったかと思います。
続いて2日目
1は昔からある和算の中のひとつ。
結構有名なのでもう大手塾は対応済みだとは思うんだけど。
通常は3つ目とか4つ目を取り除いていくパターンだけど、これも基本は一緒。
もし知らなかったらいろいろ試してみて法則を見つけてください。
ネットで調べたら結構出てくると思います。
2はグラフ1、2の意味を取り間違えていて、次の問題で慌てて気づきました。
この学校としたら標準的な問題かと思います。
3は小問1,2がやさしいので解いて、3は後回しにするかな、本番では。
実は光が当たる部分と影になる部分を間違えて答えていました。
こんな大人になってもこういうミスは減らないですね。
子供がミスしても怒れませんね。
小問3も分割して考えたら難しくはないのですが、やはり後回しでしょうね。
4は小問3で3違いの入れ替えのときに、3で4回割り切れることがちょっと見落としやすいだけかと。
5はラッピングの問題で多分新しいタイプの問題だと思います。
クリスマスの赤のラッピングやラメ入りのキラキラしたラッピングなど、なんだかわくわくします。
話が脱線したので問題に戻ります。
こういう問題は意外と面の数のほうが間違えやすいです。
体積を計算するとき、1段目、2段目と分けて計算するでしょ?
でも同じように面を1段目、2段目と数えると同じ面を2回数えてしまいます。
だから面のほうが間違えている人のほうが多いと思います。
ラッピングの形自体想像できないというかたも多いでしょうね。
僕も初めはだいたいこんな形?と思いながら頂点から頂点に線を引いていきます。
そして試行錯誤をするうちに「あ、これだとしっくりする。」となったら答えです。
だから初めは試行錯誤ですよ。
ただ、出てくる図形がしっくりしないとかは感覚でわかります。
多分、これは経験だと思います。
自分でラッピングしたり、人のラッピングされている様子を見たりして、頭の中にだいたいの形はインプットされているんです。
あとは線を引きながらああでもない、こうでもないとしたらできます。
1日目に比べたら2日目のほうが取る問題、後回しの問題とわかりやすいので平均点は少し高くなりましたが、いずれにせよ難化すると差がつきにくくなります。
もう少し難易度が下がったほうが差がつくとは思いますが、学校の意図は果たしてどうなんでしょうか?
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