2015年10月4日（日）晴れ

武庫川づくりと流域連携を進める会主催の武庫川ウォッチング（自然観察会）が行われた。

午前10時頃から午後3時半頃までかけてＪＲ武田尾駅からＪＲ西宮名塩までの７kmを歩いた。
コースは旧福知山線廃線跡のトンネルを抜けて武庫川渓谷をたどるもので、スタッフを含め、約30名が参加した。

2004年の台風及び2014年の大雨による被害跡、そしてその修復工事現場について他のスタッフがていねいに説明した。
また約20年前に計画された武庫川ダム建設サイト（現在は中止）についても説明した。

私は生物の担当で武庫川渓谷の岩上植物群落（ＲＤＡランク）とその成員の希少植物群を解説した。
主な植物はヒメウラジロ（ＲＤＡ）、サツキ（ＲＤＡ）、アオヤギバナ（ＲＤＡ）、ヨコグラノキ（ＲＤＢ）、ツメレンゲ（ＲＤＣ）、キヨスミギボウシ（ＲＤＣ）、イブシキモツケ。
ＲＤＡは全国的には絶滅危惧Ⅰ類、ＲＤＢはⅡ類、ＲＤＣは準絶滅危惧種に該当する。
ここの岩上植物群は全国的に極めて珍しい。

この日はツメレンゲ（多肉植物、ベンケイソウ科）は最盛期をむかえ、崖にびっしりと白い花約３０～４０輪が穂状（総状花序）に、円錐状に開花してとても見事だった（写真）。

この日は盛会で、参加者からは次回開催を期待する声も聞かれた。

2015年10月15日（木）

午前10時から神戸東灘区民センター「うらはホール」で第66回兵庫県学校保健研究協議会および第51回神戸市学校保健大会が開かれた。
私は兵庫県教育長・兵庫県学校保健会長表彰を受けた。
平成27年度は西宮市医師会からは3名が該当した。